仕事に行きたくない・
学校に行きたくない

仕事に行きたくない・学校に行きたくない仕事や学校に行きたくないと、誰もが一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
多くの方は、それでも我慢して、仕事や学校に向かいます。行ってみたら仕事が捗った、友達との時間が楽しかったということもあるでしょう。次の日には気持ちが切り替えられているようでしたら、基本的に問題ありません。
しかし、中には注意が必要なケースも存在します。

学校や仕事(会社)に

行きたくない理由や原因

学校や仕事に行きたくないと感じてしまう理由としては、以下のようなものが挙げられます。

学校

学校普段元気に見える子どもであっても、実は学校内で悩みや問題を抱えており登校を不安に思っていることがあります。

  • 友人、先生、先輩・後輩との関係がよくない
  • 苦手な教科がある
  • いじめ
  • 受験ストレス
  • 転校・クラス替え直後などでクラスに馴染めない
  • 遊びたい
  • 勉強や部活で心身が疲れている

仕事(会社)

仕事(会社)一般に会社は、学校よりも「休みづらい場所」です。辛いと感じながらも、生活のため、また強い責任感によって、我慢して出社を続けるケースがよく見られます。

  • 上司、取引先、先輩・後輩との関係がよくない
  • 仕事が自分に合っていないと感じる
  • 仕事がうまくいかない
  • ミスをしてしまった、ミスをしそうでこわい
  • パワハラ、セクハラ
  • 残業が目に見えており出社前から憂うつ
  • 長時間労働で心身が疲弊している
  • 家庭に問題を抱えている

憂うつ感が続いている人は要注意

憂うつ感が続いている人は要注意なんとなく気分が塞いで学校や仕事に行きたくない、と感じること自体は珍しくありません。しかし、何日も憂うつ感が続く場合には要注意です。具体的な危険なサインとしては、以下のようなものが挙げられます。
1つでも該当する場合には、できるだけ早く当クリニックにご相談ください。

  • 前日から不安で眠れない
  • 寝る前になると明日が来るのがこわくなる
  • 家を出る時間になると腹痛・吐き気がする
  • 出勤前や仕事中などにふと悲しくなって泣いてしまう
  • 「倒れたら(病気になったら)行かなくていいのにな」と考えてしまう

仕事・学校に行きたくないと

我慢し続けると

うつ病を発症する可能性も!

仕事・学校に行きたくないを我慢し続けるとうつ病を発症する可能性も!仕事や学校に行きたくない気持ちを抑えながら無理に出社・登校を続けていると、うつ病を発症してしまうことがあります。 うつ病を発症してからもなお、そのことに気づかず出社・登校を続けて悪化してしまうケースも少なくありません。
うつ病を発症すると、冷静な判断は難しくなります。また治療のため、結局長期にわたって学校や会社を休む必要が生じることもあります。限界に達する前に受診し、治療を開始することが大切です。

「頑張らない」という選択も大切

特に真面目な方、迷惑・心配をかけることに強い抵抗がある方は、辛くてもついつい「頑張って」しまいます。そのことがうつ病の発症・悪化の原因となることは少なくありません。辛さの感じ方は千差万別なので、周りと比べるのではなく、自分で辛いと感じたときには「頑張らない」選択をすることも大切です。

仕事・学校に行きたくない時の

対処法

仕事や学校にどうしても行きたくないと思ったときに、必要となる対処法をご紹介します。

数日休んで休養をとる

まずは数日休んで、ゆっくりと休養をとりましょう。休養期間は、できるだけ仕事や学校のことを考えないようにしてください。「迷惑をかけている」という懸念があったとしても、ご自身がしっかりと回復することが何よりも大切です。
また休養期間中は、無理のない範囲で規則正しい生活を送りましょう。過度に規則正しくする必要はありませんが、昼夜逆転の生活になったり、飲み過ぎたりといったことのないようにしてください。

家族や仲の良い友人に相談する

信頼できる家族、仲の良い友人に相談してみるのもよいでしょう。問題が解決するとは限りませんが、話すだけで気持ちが楽になることがあります。
一緒にカフェに行ったり、趣味を楽しんだりするのもおすすめです。

心療内科に相談する

休養をとっても気分が沈んだまま、あるいは休養中もずっと仕事・学校のことを考えてしまい辛いという場合には、心療内科を受診してください。
この段階になると、うつ病などを発症している可能性があります。またうつ病でなかったとしても、その予防のために心療内科でできることがあります。

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